雑感信士– Author –
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社会問題
教員は「消えた」のではなく「移動」した――データから読み解く公教育の空洞化と私学のシェア拡大
「教員採用試験の倍率が過去最低を更新」「担任不在のクラスが全国で数千に及ぶ」。 こうしたニュースが報じられるたび、「若者の教職離れ」や「労働環境の問題」が指摘される。 教員不足が深刻な状況にあることは事実だ。しかし、この現象を単に「教職そ... -
政治
鹿と算数で暴く総裁選の空洞と茶番——国民不在の令和7年秋
石破茂が8ヶ月で政権を投げ出した。予想通りだ。そして今、5人の政治家が、泥船と化した自民党の船長の座を巡って醜い争いを繰り広げている。彼らは本気で、この沈みゆく船を操縦できると信じているのだろうか。それとも、沈没前の最後の利権にありつこう... -
雑感
ある人気番組が「消された」日 ~テレビからジョークが消えるとき~
ある日突然、毎晩見ていたはずの人気トーク番組がテレビから姿を消した。視聴率が下がったわけでも、司会者が不祥事を起こしたわけでもない。原因は、たった数分間のモノローグ。司会者が放った、政権に少し批判的なジョークだったのである。 「ジミー・キ... -
社会問題
コラム: 人手不足ニッポンの処方箋は「移民」という名の”劇薬”か?
―「アフリカホームタウン問題」から考える共存の未来 2025年、JICA(国際協力機構)の国際交流事業を巡り、SNS上で「日本がアフリカからの大量移民を受け入れる」という誤情報が拡散し、「アフリカホームタウン問題」として大きな騒動に発展しました。自治... -
雑感
私が「詰め替え用」を”やめた”わけ――『賢い選択』だと信じていた、あの日の私へ
いつからだったでしょうか。スーパーでシャンプーや洗剤を選ぶとき、無意識に「詰め替え用」をカゴに入れるようになったのは。「ゴミを減らせるし、そのぶん価格も安いはず」。環境へのささやかな貢献と、家計への優しさ。その二つを同時に満たしてくれる... -
政治
自民党総裁選前倒し議論が映し出す「責任なき政治」の末路
またですか? 思わずため息が出る「トップ交代劇」 7月の参院選で歴史的大敗を喫した自民党。その責任を問う声が党内から上がっています。ただし、その声の主は意外な人たちでした。総裁選を前倒しして石破茂首相を交代させようと動いているのは、なんと... -
社会問題
スマホ新法は「便利さ」と「安全性」を天秤にかける
はじめに 2025年12月に全面施行される「スマホ新法」(公正取引委員会プレスリリース)。正式名称は「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」です。この法律は、AppleやGoogleが独占してきたスマホ市場に競争を... -
雑感
17億回再生が動かした民意 ~2025参院選が映し出すSNS民主主義の光と影~
2025年7月20日の参議院選挙の結果を見て、私は言葉を失いました。国民民主党が17議席、参政党が14議席という大躍進。一方で、自民党39議席、公明党8議席と与党は過半数割れという歴史的大敗。この激変の裏には、合計17億回を超える「切り抜き動画」の存在... -
雑感
わたしたちの未来はどこへ向かうの? 2025年参院選が映した、新しい時代の光と影
SNSが変えた選挙のかたち、戸惑う私たちの民主主義 はじめに:あの夜、日本が変わった日 2025年7月20日、日曜の夜8時。いつものように始まった選挙の開票速報は、しかし、いつもとは全く違う空気を伝えていました。テレビの画面に映し出された予測議席の数... -
雑感
【広陵高校問題から考える日本のいじめの現在地】SNS時代の暴力と隠蔽の構造、そして私たちがすべきこと**
2025年の夏、甲子園の熱狂の裏で、日本社会は一つの衝撃的な事件に揺れました。全国高等学校野球選手権大会に出場していた名門・広陵高校(広島)が、大会期間中に突如出場を辞退したのです。その理由は、野球部内で起きた深刻ないじめ・暴力問題でした。 ...
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